• スリム型レンジフード

スリム型レンジフードには、通常シロッコファンが取り付けられます。吸排気効率アップと騒音の低減、掃除のしやすさが、多くの家庭に設置されている理由です。
 

• フラット型（浅型）

フラット型のレンジフードは、ターボファン、もしくはシロッコファンと組み合わされて使用されます。スペースに余裕の無い場合に用いられることの覆いスタイルです。
 

• ブーツ型

最近は少なくなってきましたが、以前は集合住宅でもよく使われていました。シロッコファンやプロペラファンを設置可能ですが、このブーツ型自体、採用されることが少なくなってきました。
 

プロペラファンのメリット

プロペラファンは外壁に直接設置するため、ダイレクトに煙や臭いを排出します。排出能力は高く、また他の換気扇と比べて圧倒的に値段が安いことが魅力です。ただ、油分や汚れがファンに付着しやすく、掃除がたいへんというデメリットがあります。また、現在はレンジフードを使用することが一般的ですが、プロペラファンの場合はブーツ式のレンジフードにしか設置することができません。
 

新型シロッコファンのメリット

シロッコファンは現在、もっとも広く使われている換気扇タイプです。排気効率に優れます。最近のモデルは清掃も楽にできると評判です。多くのモデルで、ファンをワンタッチで交換することができます。また、整流板という板を設置し、吸い込み能力のアップにつなげるなど、シロッコファンは技術の進歩と共に、確実に使いやすくなっていきました。
 
オイルパンなどに表面加工が施されているモデルが多く、油汚れが付着しにくいことも魅力です。ダクトを使って煙や臭いを外に排出するため、外壁に面していなくても取り付けることができます。煙などの吸い込み能力はプロペラ式に劣りますが、天候の影響を受けないため、吸排気能力の安定感は抜群です。
 

手間をかけずにきれいに。最新型のシロッコファン搭載・スリム型レンジフード

現在、設置から約10年を経過したキッチンの換気扇。交換の時期です。レンジフードは10年経過すると、内部の換気扇システムが働いていたとしても、今後、その能力は下降の一途をたどります。現在、プロペラファンを設置の場合でも、スペースが許すのであれば、新型シロッコファン搭載のスリム型レンジフードへの交換を考えるべきでしょう。換気扇を掃除する手間から解放されます。
 
現在、旧タイプのシロッコファン付きレンジフードをお使いの方も、設置から10年経ったら迷わず交換でいいでしょう。
 
最新のシロッコファン搭載、スリム型レンジフードへの交換はメリットだらけです。お金がかかることがデメリットと言えるかもしれませんが、向こう10年にわたって活躍してくれるものです。レンジフードの交換は、コストパフォーマンスに優れた賢明な選択だと言えるでしょう。